住まいの設計

設計へのこだわり

30年くらい前までは住宅の間取りは割りと決まっていて「3間×6間」ならこんな感じ、「3.5間×7間」ならこんな感じと、大工さんは図面があまり無くても普通に仕事ができました。
当時は、ベニヤ板に木墨で書いた図板が1、2枚と高さを書いた短計棒があるくらいです。

設計図面をまとめた本今から20年前くらいに確認申請に提出する図面「平面図」と「立面図」が加わりました。
現在弊社では、現場毎に製作する図面が15種類にも及びます。
設計の役目は、お客様と現場大工の橋渡しです。
多種多様な住宅建築が求められているからこそ図面(設計)は、とても重要です。
弊社では、製作した図面を1冊の本にまとめ、「お客様」「現場大工」「設計士」が同じものを共有し、満足ゆく住まいを創りあげるよう努めています。

細部を検討し、配慮の行き届いた設計をする、これが弊社の設計へのこだわりです。


製作する図面一覧

以下の図面を、上図の「設計図面をまとめた本」に収録します。

図面種別 縮 尺 内 容 備 考
平面図 50分の1 最終決定後の各階平面図  
立面図 100分の1 最終決定後の各面(東西南北)  
外部詳細図 30分の1
10分の1
  • デザインを無理なく施工するために細部まで検討した図面
  • 断熱材の不備が無いように検討した図面
  • 仕上表
仕上表には床壁天井の材料と必要な備品を記入
外部展開図 50分の1
30分の1
部屋の壁を図面に書いたもので、通常はA面・B面・C面・D面の4通り  
部屋毎の詳細図
部分詳細図
30分の1
10分の1
  • デザインを無理なく施工するために細部まで検討した図面
  • 仕上表
  • サッシの寸法
  • 造作家具のアイソメ図
各部屋ごとに作成
内部展開図 50分の1
  • 部屋の壁を図面に書いたもので通常はA面・B面・C面・D面の4通り
  • 給気口の位置や建具のデザインを記入
各部屋ごとに作成
建具平面図 50分の1 サッシや建具の寸法、種別、番号を記入  
建具表 50分の1 木製建具の形状、品番、番号を表にまとめたもの  
換気平面図 50分の1
  • ダクトの経路、分岐の位置、吸い込み口の位置と調整寸法
  • 天井換気扇の位置とダクト
各階
電気平面図 50分の1
  • コンセントの位置と高さ、照明器具の位置、スイッチ位置
  • TV、AC、TELの位置
各階
配管平面図 50分の1
  • 不凍水栓の位置、排水の位置
  • 器具の取り付け基準寸法
各階
構造図各種 50分の1
  • 加工時の柱番付図、伏図、構造検討詳細図
  • 耐力壁の位置図
各階
縮小版
確認申請図 縮小版 確認申請に提出した図面の控え 各階平面図、立断面、構造詳細図、配線図、案内図、求積図、伏図、日影図など
切り貼り 縮小版
  • 照明器具の提案書の控え
  • 設備機器の提案書の控え
 
承認図 20分の1 設備機器のメーカー寸法図、仕様 UB、キッチン、給湯器、洗面台、トイレ、蓄熱式暖房機など

 

図面サンプル

図面をクリックすると、拡大表示されます。

  • 各部屋毎の詳細図の一例
    <各部屋毎の詳細図の一例>
  • 家具のアイソメ図と展開図の一例
     <家具のアイソメ図と展開図の一例>
  • 展開図の一例
    <展開図の一例>
  • 家具のアイソメ図の一例
    <家具のアイソメ図の一例>
  • 電気平面図の一例
    <電気平面図の一例>

 

後悔しない家造り

住宅こそ細かな設計が肝心です。

収納するもののサイズから収納を考え、メンテナンスも含めた将来性を考慮してデザインを検討する設計士は、お客様の夢を形にするプロデューサーです。

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